概要
2019年 。60歳になった ブルース・ウェイン のウェイン産業がデレク・パワーズ率いるパワーズ工業の株の買い占めを阻止し熾烈な株価争いが続く中、社長令嬢バニー・ブリーランドが誘拐された。身代金が支払われたにもかかわらず、バニーは誘拐犯に口封じで射殺されそうになる。その時、犯人の銃がバットラングで弾き飛ばされ、ハイテクスーツでパワーアップした黒いバットマンが現れた。バットマンは誘拐犯と戦うが、心臓発作を起こして倒れてしまう。間一髪で危機を回避したものの、危うく銃を使いかけたバットマン=ブルースは引退を決意する。ブルースはバットケイブの電源を落とし、バットスーツをはじめとする全てを封印した。 さらに20年後の 2039年 。守護神・バットマンが消えた ゴッサム・シティ は治安は改善されたものの、新たな犯罪の影に脅かされていた。ハミルトン・ヒル高校に通う16歳の テリー・マクギニス は元不良だが、正義感の強い少年である。テリーはある日、通学途中に ストリートギャング の ジョーカーズ に金を要求される女性を助けた。その頃、ウェインパワーズ社(ウェイン産業とパワーズ社が合併した大企業)で働くテリーの父親・ウォーレンは同僚ハリーにディスクを預かるが、ハリーは警備員に連行される。ウォーレンは社長の デレク・パワーズ に実験中の事故でハリーは治療中だと聞く。同級生のネルソンと喧嘩したテリーはウォーレンと口論して家を飛び出すが、その時、家の前にはパワーズの秘書ミスター・フィックスの姿があった。 その頃、ダンスホールにジョーカーズが現れ、テリーは恋人の デイナ・タン を助けるが、ジョーカーズに追われてウェイン邸にたどり着く。そこにいた杖をつく老人は、棒術でジョーカーズを撃退する。その老人こそが初代バットマンこと80歳のブルース・ウェインだったのだ。しかしブルースは心臓発作を起こし、テリーの介抱で邸宅に戻る。自宅に電話しようとしたテリーはコウモリを助けようとして時計台を開き、封印されたバットケイブを発見する。怒ったブルースに杖で殴られて追い出されて帰宅したテリーは、ウォーレンがジョーカーズに殺されてしまったと聞く。パワーズはテレビでジョーカーズを糾弾し、必ず法の裁きを下すと宣言した。 悲しみに暮れるテリーは写真立ての中に隠されたディスクを発見する。ブルースにバットケイブのコンピューターで分析してもらうと、ディスクの中身はウェインパワーズ社で極秘開発された新型兵器の細菌ガスのデータだった。ウォーレンを殺した真犯人はジョーカーズではなく、細菌ガスの秘密を隠そうとしたデレク・パワーズだったのだ。ブルースはテリーに「ディスクを市警本部長のバーバラ・ゴードンに渡せ」と伝える。警察にはパワーズの息がかかっているとテリーは渋るが、ブルースに説得されて嫌々応じる。しかし、テリーはバーバラに会いに行く途中でパワーズにディスクを奪われてしまう。テリーは再度ウェイン邸を尋ねてバットケーブからバットスーツを盗み出し、バットマンに変身。 バットスーツのハイテク機能でパワーズの会話を盗聴したテリーは、細菌ガスの密輸現場を急襲。父親を殺した張本人のミスター・フィックスとも ホバークラフト で対決。バットマンを追い詰めたフィックスは「偽者にしてはなかなかやるな」と言う。しかし、テリーは「俺は本物のバットマンだ」と答え、細菌ガスを海の中に葬り去る。翌日、帰宅したテリーをブルースが尋ねた。テリーはブルースがバットスーツの返還を求めに来たと考えたが、ブルースはテリーに「空をあちこち飛び回る仕事」を依頼