概要
不二子の依頼でスイス銀行を建物ごと盗み出したルパンだったが、彼女の真の狙いは、その収蔵品の1つである書類「コロンブス・ファイル」であった。それは 1492年 、 クリストファー・コロンブス がアメリカ大陸を発見した際に偶然入手したという謎多き伝説のお宝「コロンブスの卵」の隠し場所を示しているという。直後に、下品な高笑いが特徴のナザロフ率いる謎の集団に現れ、彼らもまたファイルを狙っていた。不二子は投降する振りをして陽動のため、すでに内容を記憶してしまったファイルを焼き払って逃げようとするが、戦闘ヘリからの攻撃でルパンと共に断崖から落とされる。手を伸ばして不二子を助けようとするルパンであったが、その努力の甲斐もなく、彼女は崖下に転落して行方不明となる。 地中海で活動している若き美人トレジャー・ハンターのロザリアは、顔馴染みの故買屋の古美術商から「コロンブスの卵」について教えられる。その夜、ロザリアは自宅に侵入していた何かに怯える女性を保護する。その女性こそ不二子であったが、記憶を失っており、性格もか弱くなっていた。不二子につけた発信機で彼女の居場所を把握したルパンも、次元や五ェ門を連れてロザリア宅に向かうが、再び多数の手勢を率いたナザロフも現れる。不二子が記憶喪失になったと知って困惑するルパンとナザロフの一方、彼女が「コロンブスの卵」を見つける鍵と知ってロザリアもまた彼女の争奪戦に介入する。銭形の急襲の隙を突いて、彼女の身柄を抑えて海を水上艦艇で逃げたナザロフを、ルパン一味とロザリアがそれぞれ追い、道中では唐突な水上竜巻に襲われつつも、ルパンとロザリアは協力して彼女を奪還することに成功する。 一行は、ロザリアに案内され古美術商のアジトに匿われる。そこでルパンは不二子の記憶を回復させようと試みるが、うまくいかない。間もなく、どうやって嗅ぎつけたのか、ナザロフの下品な笑い声が響き渡り、再びルパンたちは戦闘部隊の襲撃を受ける。抵抗するものの、結局、不二子を奪われてしまい、彼女を助け出すためにルパンとロザリアは正式に手を組むことを決める。 不二子が連れて行かれたのは某国の国立科学研究所であった。ナザロフの雇い主は研究所の長であり、科学省長官でもあるバートンであり、彼は車椅子の身ながら未知のエネルギー「オルゴン・エネルギー」の研究に生涯を費やしていた。バートンはオルゴン・エネルギーの副作用を利用して不二子の記憶を回復させようとする。変装で研究所に侵入したルパンとロザリアは、ナザロフの妨害を受けつつ、彼女の奪還に成功し、輸送ヘリで脱出する。その際、バートンはロザリアが自分の生き別れた娘であることに気づき、生かして彼女も連れてくるようナザロフに命じる。 ファイルの内容について少しだけ思い出した不二子の証言を元に、ルパン一行はミノア文明の遺跡の1つで未発掘のエンデカ宮殿に向かう。迷宮かつ様々なトラップがある遺跡内を、ルパンは不二子の追加情報などを駆使して攻略していく。ナザロフの手勢たちに対応していた次元や五ェ門、そして古美術商も途中から合流し、ついに一行は宝物庫に到着する。最後の謎を解いて「コロンブスの卵」を手に入れるも、古美術商の正体は変装したナザロフであり、卵を横取りされた上に、さらにロザリアも捕まる。迷宮の罠によって壁が壊れ、海水が流入してきた混乱に乗じてルパン一味は逃げ出すことに成功し、ナザロフは卵とロザリアを持ってバートンの原子力潜水艦でその場を後にする。 「コロンブスの卵」の正体はオルゴン・エネルギーの増幅装置であり、気象すら操れるというものであった。こ
スタッフ
| ジャンル | 単発テレビアニメ |
|---|---|
| 原作 | モンキー |
| シリーズ構成 | 藤田伸三 |
| 監督 | ワタナベシンイチ |
| 声の出演 | 栗田貫一小林清志井上真樹夫増山江威子納谷悟朗戸田恵子森山周一郎千葉繁ほか |
| 音楽 | 大野雄二 |
| 言語 | 日本語 |
| プロデューサー | 山下洋(NTV)尾﨑穏通(TMS) |
| 制作 | 日本テレビ(企画 |
| 製作 | キョクイチ東京ムービー(製作 |
| 放送国・地域 | 日本 |
| 放送期間 | 1999年7月30日 |
| 放送枠 | 金曜特別ロードショー |
| 回数 | 1回 |
| 前作 | ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜 |
| 次作 | ルパン三世 1$マネーウォーズ |