概要

動乱の時代の中国。主人公の少年 楊過 は父母を亡くし、父の義兄弟である 郭靖 のもとに引き取られた。しかし郭靖の家では誰ともなじむ事ができなかったため、 武林 の名門 全真教 へと預けられるが、そこでも疎まれた楊過は陰湿ないじめにあってしまい全真教を飛び出す。 その後、楊過はある老婆(孫ばあや)の尽力によって、本来ならば女性しか学ぶ事のできない古墓派への入門を許される。楊過の師となったのは古墓派の伝承者である美しい少女、 小龍女 。彼女は世間から隔絶して育てられたため感情を表に出すことのない冷たい印象の女性だった。だが楊過の炎のような気性に小龍女の感情は揺り起こされてゆく。 数年後、小龍女は楊過を愛していることに気づくが、ある誤解が元で楊過の前から姿を消す。その時初めて自分の持つ師への敬愛以上の感情に気づいた楊過は小龍女を探し出すために旅に出るのだった。