概要
プロローグ(第1話、単行本第1巻) 突如地上に現れた 魔人(ヴァンデル) が 魔物(モンスター) を操り、人々を苦しめ続ける「暗黒の世紀」と呼ばれる時代。辺境の地アンクルスの里で育った正義を信じる少年 ビィト は、魔人退治を生業とする「 ヴァンデルバスター (バスター)」のなかでも大陸一といわれる「 ゼノン戦士団 」に入ることを夢見て、周囲の反対も聞かず勝手にバスターの契約を済ませる。それからほどなくして、より人間を苦しめた魔人に与えられる宝玉「 星 」ひとつが懸けられたゼノン戦士団の首を狙い、五ッ星の強豪魔人 ベルトーゼ が姿を現す。両者の戦いを目撃したビィトは優勢の戦士団リーダー、 ゼノン に声援を送るが、そのためにベルトーゼに捕まって致命傷を負わされ、ビィトを救おうと陣形を崩した戦士団の5人も攻撃を受け壊滅状態となる。5人は、バスターの力の源である天力を極めたすえに生成できる究極の武器「 才牙(サイガ) 」に残りわずかの生命力を込めてビィトに託すと、ゼノンがビィトの実兄であることを明かし、最後の力でベルトーゼに立ち向かう。ゼノンたちは戦いの果てに行方不明となり、目を覚ましたビィトは自分の無力さに打ちひしがれて号泣し、強くなってみずからの手で暗黒の世紀を終わらせる決意を固める。それから3年後、修行を重ねてたくましく成長したビィトの冒険が始まる。 アンクルス編(第2話 - 第3話、単行本第1巻) バスターとなりアンクルスの里を守っていたビィトの幼馴染 ポアラ は、里を襲う二ッ星魔人 ムガイン を倒そうと居城に忍び込むが、逆に罠にかけられ危機に陥る。そこへ3年ぶりに修行の旅から帰ってきたビィトが現れ、ゼノン戦士団から受け継いだ才牙でムガインをたやすく仕留める。ビィトは里に巣食った魔物もすべて退治し、暗黒の世紀を終わらせるべく1人で旅に出ようとするが、復活したムガインにより思わぬ窮地に立たされる。間一髪で駆けつけたポアラの助けを得て勝利したビィトは、2人で「 ビィト戦士団 」を結成してともに旅立つ。 レドウ編(第5話 [ 注 2 ] - 第10話、単行本第2巻 - 第3巻) ワンダラ山地を越え、港町レドウにたどり着いたビィト戦士団は、かつてビィトと行動をともにしていたバスター、 スレッド と出会う。ビィトの資質に目をつけた六ッ星魔人 グリニデ は、魔物を率いて町を襲撃し、ビィトを未熟なうちに始末しようとするが、そこへ七ッ星となったベルトーゼが現れ、グリニデを挑発する。グリニデは怒りをこらえて退き、ビィトはベルトーゼに戦いを挑む。 苦戦のすえにビィトが勝利するものの、倒した相手は本体よりもはるかに弱い分身体に過ぎなかったことが判明する。ビィトをかばい負傷したスレッドは黙って去り、ビィトたちは戦力不足を補う新たな仲間を求めてグリニデの勢力圏「黒の地平」へと向かう。 黒の地平編(第11話 - 第26話 [ 注 3 ] 、単行本第4巻 - 第7巻) 大河を渡り「黒の地平」にたどり着いたビィトたちは、七ッ星となったグリニデに仕える 三魔人 に次々と遭遇する。そのなかでビィトは、修行時代の親友 キッス と2年ぶりに再会するが、キッスは信頼していたバスターによって捨て駒にされ、敵である魔人に認められた経験から人間を裏切り、グリニデの配下となっていた。ビィトたちは激闘のすえに三魔人を倒し、かつての志を取り戻したキッスをグリニデの呪縛から解放してビィト戦士団の3人目に加える。 グリニデの居城を目指すビィト戦士団は道中、特別な権限を持つ ブロード・バスター (BB)