概要
プリンセス・プリンセス 近隣では名門と名を馳せる男子校―私立藤森学園の高等部には、ある特殊な制度― “姫”制度 が存在していた。何も知らずに転校してきた主人公― 河野亨 は、その端麗な容姿から“姫”に選ばれてしまう。内面に様々な思いと悩みを抱える亨が、同じく姫を務める 四方谷裕史郎 や 豊実琴 、 坂本秋良 を始めとする姫制度を支える仲間達と共に行動していく中で、独自に自分らしさを獲得していく。 プリンセス・プリンセス+ 『プリンセス・プリンセス』の翌年の物語。新年度の姫に選ばれた1年生― 和泉巴 と 松岡桐矢 は「お互い、同じ姫として頑張っていこう」と和やかな雰囲気でスタートを切った。しかし、和泉が裕福な家庭の御曹司であると知った松岡は、両親亡き後に兄妹と細々と暮らす自身の境遇から引け目を感じ、「和泉は自分とは違う世界の存在」だと心を閉ざしてしまう。それを知った旧姫―亨達は、2人の間に出来た壁を打ち壊すべく、行動を起こす。 姫制度 男ばかりの学園生活の中、生徒たちに活気と精神的な潤いを与える為に設けられた制度。容姿端麗な一年生が一年間、 女装 をして校内行事や部活動の応援などに駆り出される。新年度の姫は前年度の姫によって選考され、生徒会及び全校生徒の承認を経て決定される。その後は ブロマイド などのグッズも製作・販売され、あたかも「 アイドル 」のように祭り上げられる事となる。が、女装に向けて 脱毛 するなどの美貌やイメージの維持、卒業式における引退セレモニーで歌・構成のセルフプロデュースを行ったりするなど、 芸能人 同様のプロ意識が要求される。また県大会以上の戦績を上げた部活には、会場への応援にも赴くなどの多大な負担を強いられる姫だが、学校の予算から 姫予算 が大きく割かれており、以下の特典を有する。 姫としての仕事と授業が重なる場合、公欠扱いとなる。 1か月につき30枚の食券が配給される。 学園内での生活備品全てが、無償で支給される。 学園内で販売される写真の 肖像権 使用料の一部が、本人に還元される。 また番外編において、寮生の姫には見た目重視の華麗な専用朝食メニューや、個別の入浴設備がある事が描かれている。 尚、姫の役職を拒否した場合には、単位を減らされてしまう。しかし姫に選ばれる生徒は不思議と優秀な人材が多く、またそれを慕う者も優秀である為、姫制度が学園の名声に拍車をかけているといわれる。学園の理事長を始め、理事の殆ども姫経験者であり、壮年ながらかつての面影を彷彿とさせる美形揃いである。