概要
22世紀に確立された世界を管理する「フラクタルシステム」。それはネットワーク化された数兆の計算機の総体で、人体に「フラクタルターミナル」を埋め込みライフログを定期的に高々度浮遊サーバに送信することで全ての人が基礎所得を受け取ることができるシステムである。これによって、働く必要も争う必要もなくなり、人類は楽園のような生活を手に入れた。そして、「ドッペル」と呼ばれるアバターを使うことによって、どこでも好きな場所から自由にコミュニケーションを取れるようになって以来、多くの人は定住せずに悠々自適に暮らす個人主義の社会が形成されていた。 しかし、システムの恩恵が得られてから1000年が経過し、電波を中継する「バルーン」の殆どが故障し、システムは崩壊の危機にあった。だがもはやシステムを管理する「僧院」ですらシステムを修復する術を忘れてしまい、残された手段は再起動だけだった。 この世界で珍しく家を構えドッペルも持たない少年クレインは、ある日システム再起動の鍵となる僧院の少女・フリュネと出会う。クレインは、フラクタルシステムを否定する「ロストミレニアム」の一派「グラニッツ一家」に追われていた彼女を保護するが、翌日彼女はブローチを置いて消えてしまう。残されたブローチを解析すると、中からネッサと名乗る少女のドッペルが現る。 その後二人はグラニッツのエンリ達に拉致され、僧院の「星祭り」の妨害に連れて行かれる。そこでクレインは、ただの祭典だと思っていた星祭りが、実は体内のナノマシンをアップデートすることによって、フラクタルシステムに疑問を抱かないようにさせる洗脳行為であることを教えられる。その時クレインは僧院の人の中に、フリュネの姿と、彼女を「お姉さま」と呼ぶネッサと瓜二つの少女の姿を見つける。 グラニッツのリーダー・スンダはフリュネを拉致するが、それが切っ掛けとなり、僧院に指名手配されることとなる。クレイン達3人もグラニッツの船「ダナン」に乗り、逃亡生活を共にする。その道中、システムの故障によりシステム圏内を求めてさまよう難民の姿や、ロストミレニアムの「アラバスター」のディアス達が彼らを騙してターミナルを除去し、強引に仲間に引きこむ姿を見る。クレインは、ロストミレニアムのやり方に疑問を抱く一方で、彼らと生活するうちに、システムに魅力を感じなくなっていった。 それから暫くして、クレインとネッサはシステムが完全に機能している「完全都市」ザナドゥに偶然たどり着く。僧院のウィルス攻撃によって熱を出したネッサを、都市に住むミーガンとコリンが介抱するが、ミーガンは賞金欲しさに僧院に通報。それに気づいたクレインは逃げ出すが、コリンの攻撃によりクレインが重症を負ってしまう。助けに現れたフリュネは、通報を受けて現れたバローにクレインの治療と引き換えに投降する。 僧院のとある施設で目が覚めたクレインは、ネッサと瓜二つの少女「フリュネ」と再会する。クレインは彼女に案内された施設の中で、ガラス管の中に浮かぶ無数の「フリュネ」達と、その「フリュネ」達が次々と処分される様子を目撃する。グラニッツと共に駆けつけたネッサの力を借り、クレインはバローに弄ばれていたフリュネと共に逃げ出す。だが、アラバスターの攻撃によって施設が破壊され、少女のフリュネも犠牲となってしまう。 この事件をきっかけとして、僧院は祭司長モーランが全世界にロストミレニアムの排除する旨の演説を行い、フラクタルに依存する人々の敵意がロストミレニアムに向けられる。だが同時に、フリュネとネッサがシステム再起動の鍵となることに気づいていたデ
スタッフ
| ジャンル | 冒険ファンタジーサイエンス |
|---|---|
| 原作 | マンデルブロ |
| 監督 | 山本寛 |
| シリーズ構成 | 岡田麿里大西信介吉野弘幸 |
| キャラクターデザイン | 田代雅子 |
| メカニックデザイン | 林勇雄 |
| 音楽 | 鹿野草平 |
| 制作 | A-1 Pictures |
| 製作 | フラクタル製作委員会 |
| 放送局 | フジテレビ他 |
| 放送期間 | 2011年1月13日- 2011年3月31日 |
| 話数 | 全11話全4話 |
| その他 | 字幕放送 |
| 原作・原案など | マンデルブロ |
| 作画 | 赤﨑睦美 |
| 出版社 | スクウェアメディアファクトリー |
| 掲載サイト | ガンガンONLINE |
| レーベル | ガンガンコミックスONLINE |
| 発表期間 | 2010年9月30日- 2011年11月17日 |
| 巻数 | 全3巻 |
| 著者 | 東浩紀 |
| 掲載誌 | ダ |
| 連載期間 | 2011年2月号 - 2011年5月号 |
| プロジェクト | 漫画アニメ |
| ポータル | 漫画文学アニメ |