概要

川島みなみ は東京都立程久保高校2年生。7月の半ばに、病に倒れた親友で幼なじみの 宮田夕紀 に頼まれ、野球部のマネージャーを務めることになった。マネージャーになる際に、「野球部を甲子園に連れて行く」という目標を立てるが、監督や、幼なじみでキャッチャーの 柏木次郎 を始めとする部員らの反応はやはり冷めたものであった。 事実、全国屈指の激戦区である西東京地区を勝ち抜くことは、現在の程高の実力では到底無理で、甲子園出場など夢のまた夢。さらに部内でも部員のやる気のなさや、監督の 加地 とエースピッチャー 浅野 との確執など、問題が山積していた。だが、逆境になるほど闘志を燃やすタイプの彼女は、諦めるどころかやりがいを感じていた。 まずはマネージャーのことを理解しようと、書店で「マネジメント」の本を探すみなみは、店員に薦められるままにドラッカーの 『【エッセンシャル版】マネジメント〜基本と原則〜』 を購入する。だが、それが 起業家 や経営者のための本だったことを知り、後悔する羽目になる。 気を取り直して、初めは参考程度に読み進めていたみなみは、本文にあった「マネジメントに必要な唯一の資質は真摯さ」という言葉に衝撃を受け、なぜか号泣してしまう。その後、彼女はこの本の内容の多くが 野球部の組織作りに応用できる ことに気付き、次第に夢中になっていく。 こうして組織や団体、機関の管理者としてのマネージャーの資質、組織の定義付け、 マーケティング や イノベーション の重要性など、『マネジメント』を通じて様々なことを学んだみなみは、自分が「マネージャー」となって野球部をマネジメントできないものかと考えていく。夕紀や加地、後輩マネージャーの 文乃 、同じく『マネジメント』を愛読している 二階 らに協力を仰ぎ、『マネジメント』で学んだことを野球部の運営に当てはめ、部をより良くしていく方策を次々と実践していく。 『社会に対する貢献』を視野に入れた彼女のマネジメントは、野球部のみならず同校の柔道部や家庭科部等、程高の他のクラブにも好影響を与えていく。程高野球部が打ち出した 「ノーバント・ノーボール」作戦 は、後に高校野球にイノベーションを起こし、「程高伝説」と呼ばれるまでになる。 西東京地区予選を破竹の快進撃で決勝まで上り詰め、甲子園にリーチをかけた程高野球部。しかし決勝戦を前に、突然の悲劇がみなみを襲う。

スタッフ

著者 岩崎夏海
イラスト ゆきうさぎ益城貴昌(bamboo)
発行日 2009年12月4日
発行元 ダイヤモンド社
ジャンル 小説経営書
言語 日本語
形態 並製本
ページ数 272
公式サイト もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら
コード ISBN978-4-478-01203-1
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キャスト・声優

川島 みなみ

宮田 夕紀

北条 文乃

陳 花江

加地 誠

浅野 慶一郎

柏木 次郎

星出 純

二階 正義

朽木 文明

桜井 祐之助

新見 大輔

田村 春道

滝本 誠

宮田 靖代

小島 沙也香

(さいとう ななこ)

加藤

玉川 茉莉